ママだって趣味に生きたい!!

~漫画にキャンプにおいしいもの~  好きなものについて綴っていく日記です。

漫画「帝一の國」全14巻(完結)を読んだ感想

 

 実写映画化された帝一の國の原作漫画を読みました。

1巻だけは先に試し読みしていたのですが、

あとは映画を見て面白かったので漫画も読んでみることにしました。

 

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漫画「帝一の國」とは  

古屋兎丸ジャンプスクエア

2012年3月号から2016年5月号まで連載 全14巻で完結

 

帝一の國」あらすじと感想

 

 あらすじ

時は昭和――。

赤場帝一は「総理大臣になり自分の国を作る」という人生の目的と野望のため、全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門海帝高校生徒会長になる事を決心した。政財界に強力なコネを持ち、海帝高校で生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されているという。「ライバルを全員蹴落として、必ずここでトップに立つ…そのためならなんでもする…どんな汚いことでも…。2年後の生徒会長選挙で優位に立つには、1年生の時にどう動くかが鍵となる。戦いはもう始まっている。」。

帝一の國 - Wikipedia

 

 

 

感想(ネタバレあります)

映画の感想のところにも書いたのですが、

少女漫画を読むことが多い私には、

最初どうしても絵がスキになれず読む気にならなかったんです。

 

千葉雄大君見たさに映画を見て面白かったので

漫画を読み始めたのですが、

すぐに全巻読破しちゃいました。

 

読んでいくと不思議と絵にも違和感なくなってきて

むしろ迫力ある絵のとりこに・・・

特に最終巻の最後の方にある見開きの帝一 

 

 帝一のドアップ!

決め台詞!

迫力ある目ヂカラ!

 

泣きそうにすらなりました。

 

話自体も随所に笑いがちりばめられていて

ニヤつきながら読んでしまいますね。

熱くてゲスい帝一のキャラがたっていて

読み応えがありました。

 

全14巻でスッキリと終わらせているところも良かった。

8巻あたりからようやく2年生になり

自身の生徒会長選へと入っていくのですが、

1年生の時のエピソードの方が面白かったかなというのが正直な感想ですね。

 

でも最後、生徒会長を弾に譲り帝一が友情をとったのかと思わせといて

やっぱり心の中はゲスかったといいますか、

よく言えば熱かったといいますか・・・

「負けた」ではなく「勝たせた」とするために

生徒会長を譲っていたとは さすが帝一!

ここら辺はうまくできていたなぁと感じるところです。

 

そして何故かところどころ 男子校設定のためか

BL要素が入ってきまして

私、特に腐女子ではありませんのでトキメキはしませんが

昭和感たっぷりの絵でBLらしい雰囲気の描写されると

おおっ!ってなりますね。

腐女子の方だと濃ゆ~いキャラがたくさんいますので

違う楽しみ方もできるんじゃないかと思います。

個人的には映画でそのBL要素をもうちょっと入れ込んでほしかった・・・

あっ もう1回言いますけど、映画先行で見た後の漫画なんで

かなり映画の方の寄った読み方だったと思います。

 

こんな人におススメ

BL要素っぽい感じが入っているのでBL好きな人

昭和生まれの人の方がこの昭和感が伝わるかとおもうので昭和生まれの人

魅力的なキャラがたくさんでてくるので女性にも好きななタイプに入れ込んで読んでみてほしいですね。